スタディグループの創設、その全国の集まりを組織し、歯科臨床は経過観察から多くのことを患者さんから学ぶ… それを教えてくれた金子一芳先生が今年の5月に92歳にて天命を全うされました。

2016年、僕が府中の地に開業した翌年から金子先生率いる臨床基本ゼミを受講し、歯科臨床の指針をいただきました。受講した同期の中では特別優秀ではなかったのですが、その後も小さな私塾に参加させていただいたりしていました。
お亡くなりになられた今、金子先生の活きた声を聴けていたことに感謝の気持ちでいっぱいです。昨年3月には発表の機会をいただき、ささやかな一言ですが、コメントをいただいたことは忘れません。
和やかな空気の中、会は執り行われました。写真は入門させていただいている僕の師の押見一先生、そして新井俊樹先生と。
小木曽 純
