一般的に行われる救命講習は、心停止を想定して胸骨圧迫、AEDの扱い方を習得しますが、本コースでは、心停止に至るまでの評価と対応についても、小児に特化して学びます。
はじめに行う初期評価は、第1印象と言われ、患児の意識 呼吸 皮膚色から治療介入の緊急性の有無などを評価しますが、小児ではこの第1印象が治療の方向性を決めるという意味で、大変重要であることがわかりました。
目の前で起きている患者さんの症状の原因検索など、自院の歯科医療の現場に生かします。
ともに受講している方は小児科専門の医師や麻酔科の医師、ICUの看護師の方ばかりと、歯科医師は当然私一人ですが、先生方の熱い討論の中、多くの勉強をさせていただいています。明日も8時からです。
小木曽 純